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LG化学、フォードにもバッテリー供給

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 LG化学がゼネラル・モーターズ(GM)に続きフォードにも電気自動車用の二次電池(バッテリー)を独占供給する。米2大自動車会社の電気車バッテリーの責任を負うことになったのだ。

海外メディアとLG化学によると、フォードは13日(現地時間)、来年から量産する電気自動車「フォーカス(Foucs)」の二次電池供給企業にLG化学の米国子会社コンパクトパワー(CPI)を選定した。CPIは、LG化学が01年に全額出資して米国に設立した研究・生産法人。15日にミシガン州ホーランドで開かれるCPIの二次電池工場起工式にはオバマ大統領も出席する。

フォードはデトロイト近隣のミシガン州ウェインに工場を建設し、一度の充電で最大100マイル(160キロ)走れる「フォーカス」を生産する計画だ。フォードは2012年までに「フォーカス」、小型バン「トランジットコネクト」など5種の電気車と電気ハイブリッド車を生産するという。


フォード側は「LG化学が安全性強化分離膜技術などバッテリーセル分野で世界最高技術を持つ点が、供給企業選定の最も重要な理由」と説明した。バッテリーセルは電気車用バッテリーの核心部品。

LG化学は「ホーランド工場で生産する二次電池をGMに供給し、フォードにはひとまず国内で生産した製品を輸出する予定」とし「フォード社に二次電池を供給するための現地工場を追加で建設するかどうかを検討中」と明らかにした。

金磐石(キム・バンソク)LG化学副会長は「今回のフォードの決定は、LG化学がハイブリッド車から電気車にいたるまで、すべての電気車用バッテリーを供給できる技術を保有していることを見せるものだ」と述べた。

LG化学は現在、GM・フォードを含め、現代・起亜(ヒョンデ・キア)車、ボルボなど計7企業と電気車用バッテリー供給契約を結んでいる。



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