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「ゾウ外交」…国内ゾウ繁殖の道開けた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

カンボジアから無償で寄贈されたメスゾウの姿。身長2.45メートル、体長が 2.65メートル、体重3トンだ。右の写真は体重 2.5トンであ



カンボジアでゾウのつがいが無償の寄贈形式で8日に入国、我が国のゾウ繁殖作業の道が開けた。国内ゾウは全国6動物園に11頭しかいない上、このうち5頭であるメスが妊娠可能な年齢(15~30歳)を過ぎたかギリギリで、ややもすると代が絶たれると懸念されてきた。ゾウは「絶滅危機動植物国際協約」(CITES)の主要保護対象なので国家間の売買が禁止されている。

外交消息筋は7日「フンセンカンボジア首相が先月末、自国産のオス(20歳)とメス(27歳)のゾウをソウル市に寄贈するように最終裁可したことによってこれらゾウを国内に輸送するために空軍のC-130機が6日現地に発った」とし「この飛行機は8日夕方、象たちを乗せて戻る予定だ」と明らかにした。ゾウ2頭は検疫と適応過程を経て、早ければ今月中にもソウル子供大公園動物園で一般に公開される予定だ。消息筋は「昨年ソウル子ども大公園に1頭だけ残ったオスゾウの相棒を捜してほしいというウ・シオン当時ソウル市施設管理公団理事長の要請を受けたイ・ヨンジュン外交通商部次官補が、カンボジア政府と交渉、10カ月かけて実現した」と伝えた。

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