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俳優兼歌手パク・ヨンハさん(享年33)の急な死が韓国より日本でより大きな悲しみを広げている。
最近まで日本で俳優、そして歌手として活発に活動してきた韓流スターである彼が突然死亡したというニュースは30日、日本列島を揺るがせた。パクさんの日本公式サイトである「サマーフェイスジャパン」(www.summerface.jp)はこの日、日本ファンが先を争ってアクセスし、一日中不通状態に陥った。ファンクラブ会員たちは韓国に焼香所が用意されればソウルを訪問することなども計画しているという。
ワールドカップサッカー代表チームのパラグアイ戦の敗北で沈んだ雰囲気の朝を迎えた日本。パクさんのファンは午前9時ごろ、電話やブログ、ツイッターなどを通じて彼の死亡のニュースを伝え聞くやパニック状態に陥った。2万人にもなるファンの間では追悼の念が高まっている。あるファンはこの日午前ブログに残した「ヨンハ大好き」という見出しの文で「誰もヨンハさんを気にかけてあげなかったのか。一体何があったのか。天国に行っても星のようにきらきら輝いてほしい。冥福を祈る」と悲しみを吐露した。
愛知県のある女性ファンは「日本各地で行われたパク・ヨンハさんのコンサートはいつも私に幸せをくれた瞬間だった」とし、彼の悲しみを哀悼した。広島の50代女性ファンは「コンサートで運良く最前列の席に座ったときは友達にいばったりして幸せな気分だったが、一体彼に何があったのか」と悲しみを隠せなかった。
日本メディアも緊急ニュースとして扱った。時事通信と共同通信は30日、本紙電子版「ジョインス」に彼の死亡消息が掲載された後、わずか10分ほどで速報を伝えた。日本で週間視聴率が高いNHKの衛星放送では30分単位で死亡のニュースを流した。アナウンサーは「冬のソナタ」の主演恋敵のパク・ヨンハさんが死亡した」と伝えた。主要スポーツ・芸能新聞も夕刊から主要ニュースとして報道した。東京スポーツは1面と社会面に急な死亡の疑問点と生前の活動状況を詳細に伝えた。日本ネイバーではこの日午前、パクさんの死亡のニュースが日本ワールドカップサッカー8強進出できなかったニュースを追い抜いてアクセス回数が多いニュース1位を記録した。日本最大のインターネットポータルサイトヤフージャパンと2ちゃんねるも速報を相次いで出した。
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日本ファンに彼の死亡が特に大きな衝撃を投げかけたのは彼が韓流ブームの元祖である「冬のソソナタ」でペ・ヨンジュンが演じた主人公の恋敵として出演し、深い印象を残したからだ。これを契機にペさんとともに元祖韓流スターといわれるようになったパクさんは、鳩山由紀夫前首相や幸夫人も彼のコンサートに夫婦で訪れるほど、高い人気を集めてきた。
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