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30日、‘韓流スター’パク・ヨンハの自殺を知った日本人がインターネットに載せた言葉だ。
今回の事件で芸能人自殺問題の深刻性がまた注目されている。 一部の芸能人の精神健康問題で済ませるには、あまりにもその数が多いということだ。 専門家は、芸能人という職業の特殊性と韓国社会の特殊性に分けて原因を探している。
まず芸能人という職業自体が、若い年齢で過度なストレスに耐えなければならないという点を原因に挙げている。 絶頂の人気を享受しながらも「これがいつまで続くのか」と常に不安な気持ちで過ごしているということだ。
激しいストレスを受けても、これを解消するところがないという点も芸能人の特殊性だ。 知人に自分の悩みを打ち明けると、それがうわさに乗って広まるのではないかと心配する。 同じ理由でうつ病があっても病院に行かない芸能人も多いというのが、精神科専門医の指摘だ。
05年以降相次いでいるスターの自殺が芸能界に模倣自殺シンドロームを招いた、という分析もある。 いわゆる‘ウェルテル効果’だ。 芸能人の自殺は一般人への波及効果も大きいが、同質感を抱く同僚芸能人にはるかに大きな影響を及ぼすという。
実際、05年以降、イ・ウンジュ(05年2月)、ユニ(07年1月)、チョン・ダビン(07年2月)、アン・ジェファン(08年9月)、チェ・ジンシル(08年10月)、チェ・ジンヨン(今年3月)など大型スターの自殺が続いている。
自殺した芸能人の相当数はネット上の誹謗が直接的な原因になっているだけに、社会の雰囲気が芸能人に過度に厳しいという主張も提起される。 パク・ヨンハの自殺が伝えられると、多数の日本人はネット上で「韓国ネット上の誹謗のため芸能人の自殺が続いている」と指摘した。
ユン・デヒョン教授は「他人の愛と評価に依存するしかない職業の特性上、外部の過酷な評価は大きな傷になる」とし「ネット上の誹謗が芸能人にとって非常に大きなストレスになるのは疑いの余地がない」と述べた。
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