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「信じられない」パク・ヨンハ、自殺した理由は…

ⓒ JES/中央日報日本語版

パク・ヨンハ



歌手で俳優のパク・ヨンハが30日未明、自宅で首をつって死んでいるのが発見され、衝撃が走った。訃報が伝わった直後、周辺の知人たちの証言によれば「とうてい理解できない」という。最近、アジアツアーの一環として日本訪問後、新たに出演するドラマ「ラブソング」の撮影準備にも非常に意欲的だったからだ。

◆個人事務所設立後負担


しかし2008年個人事務所であるヨナエンターテイメントを設立した後、会社の経営と自分の活動に対して多くの負担を抱えていたことは確かに見える。知人たちは「日本での人気をもとにブランド製品事業と外食事業を推進したが、負担が大きかったようだ」とし「最近は眠れないと睡眠薬を飲んでいた」と話した。特に今年初めには会社内公金横領など、良くない事件で長い間、苦楽をともにしたマネージャーYさんと別れ、非常に傷ついたという。活動全般にわたってYさんを全面的に信頼していたことから、彼と別れた後、心理的に不安になったというのだ。

◆胃がん闘病中の父親

胃がんで闘病中の父親に対する懸念も多かった。死亡する直前の深夜にも父親の背中や足をさすって看病していた。家で1男1女の末っ子である彼は、普段から親孝行だった。「父親ががんの宣告を受けると、家にいて看病するほど、常にお父さん心配をしていた」というのが知人たちの話だ。

現在、家族たちは突然の死に失心状態だと伝えられた。極度の喪失感で、警察の調査もまともに受けられないということだ。

◆人気に対する負担

2002年ドラマ「冬のソナタ」で日本で一躍スターダムにのし上がった後、たゆまぬ海外活動で人気独占をしてきた一方、国内では相対的に低迷していたことも気になる部分だ。

2008年久々に姿を見せたドラマ「オンエア」は高い人気を集めたがその後、昨年、ドラマ「ザ・スリングショット~男の物語~」や映画「作戦」などは大きな人気は集められなかった。意欲的に参加した作品で大きな成果を見られないと、負担を吐露していたというのが知人たちの話だ。

そこで8月から撮影予定だった新しいドラマ「ラブソング」には大きな期待をかけていた。パク・ヨンハと「オンエア」を制作したキム・ウンスク氏は「20日前に電話で話した時、新しいドラマを撮り始めると喜んでいた。とても明るい声だった。信じられない」と大きな衝撃を見せた。

◆日本ツアー

パク・ヨンハが現在、国内にいたという点に対してもおかしく思う人が多い。6月26日から日本でツアーがあり、死亡した30日も既存のツアーの日程なら日本にいなければならないというのに、急に帰国したのがおかしいというのだ。

パク・ヨンハは「作戦」で共演したキム・ムヨルの父親の葬儀のため、10日前ごろに日本から帰国していたが、予定どおりなら日本でツアーをしていなければならなかった。



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