三星（サムスン）電子がアップル「アイフォーン４」の対抗馬として出した「ギャラクシー（Ｇａｌａｘｙ）Ｓ」が、携帯電話の内需販売記録を更新する見込みだ。

ＳＫテレコムによると、「ギャラクシーＳ」の全国販売量は、国内で発売した２４日以降、日曜日の２７日を除いて２８日までの４日間で１０万台に迫った。土曜日の２６日には２万４４００台が売れ、単一携帯電話機種では一日の販売新記録を立てた。アップルの「アイフォーン」が昨年１１月末に発売された直後、一日に１万３０００台を販売したのがこれまでの最高だった。


ＳＫテレコムの関係者は「開通が行われない日曜日にも予約注文が１万台が超えた。２９日までの販売量を集計すれば５日間で１０万台を超える」と述べた。「アイフォーン」は国内市場で１０日間で販売１０万台を超えた。

ポスコ・東部（トンブ）・大象（デサン）・気象庁などが「ギャラクシーＳ」を活用したモバイルオフィスを構築し、「ギャラクシーＳ」の市場拡大は加速する見通しだ。これら企業と公共機関が注文した量はすでに１０万台を超えたという説明だ。

一方、２４日（現地時間）に米国などで発売された「アイフォーン４」は初日の販売量が１５０万台と推定されるなど大ヒットしている。国内ではＫＴを通して来月上陸する。

「アイフォーン４」は受信不良問題が米国など５カ国で浮上している。「アイフォーン４」のアンテナが位置する左下段部を握れば受信感度が落ちるという消費者の指摘が相次いでいる。これに対しアップルは「アイフォーンを握る方法を変えたり、市販されているさまざまなケースを付ければよい」と勧告した。



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