２０１０年南アフリカワールドカップ（Ｗ杯）が盛り上がる中、流通会社やチキン・ピザ店が忙しくなっている。試合がある日は弁当やビールなど売上高が普段の４－５倍に増えるからだ。

実際、ファミリーマートソウル市庁広場店は韓国－ナイジェリア戦が行われた２３日０時から６時間、売上高は普段の一日分の５倍にのぼった。 一日２００本ほど売れるビールは６時間で約５２００本が売れた。 セブンイレブンとバイザウェーも応援場所周辺４０余店の売上高が平日の同じ時間に比べて２５３％増えた。

このためファミリーマートやＧＳ２５など主要コンビニは２６日のウルグアイ戦に備えて、弁当やビールなど応援関連商品を普段の４－５倍ほど準備する計画だ。 Ｅマート・ホームプラス・ロッテマートなど大型マートもチキンの需要が普段の５倍以上に増えるとみて、担当職員を鶏加工工場や食肉処理場に急派し、物量の確保に動いている。


一方、現代経済研究院は２３日、「決勝トーナメント初戦の時に増える民間消費支出とこれによる生産誘発効果は計８６３４億ウォン（約６６０億円）にのぼる」とし「これに国家ブランド広報効果（約９０００億ウォン）まで勘案すると、決勝トーナメント進出による経済効果は１兆８０００億ウォンほどになる」と明らかにした。



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