韓国株式市場のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)先進市場指数編入がまた見送られた。
グローバル株式市場指数算出会社のMSCI Barraは21日(現地時間)、韓国をこれまでと同じく新興市場に分類する、と明らかにした。これを受け、韓国株式市場は08年に検討対象になって以来2度連続で見送られた。MSCI Barraは来年6月にまたMSCI指数編入を検討する予定。
MSCI Barraはこの日の発表文で、「韓国は経済発展度、市場規模、流動性、市場運営体系などほとんどの基準で先進市場の条件を備えたが、すべての基準を満たしたわけではない」と明らかにした。続いて「国際機関投資家は韓国市場の接近性問題について懸念しており、いくつかの変化はあったものの、先進市場の基準を満たすには不足しているというのが、多数の市場参加者の評価」と主張した。
市場接近性問題に関しては▽域外韓国ウォン取引市場の不在▽硬直した外国人登録制▽株式データ使用に関する非競争的条項--などを指摘した。
証券業界は「KOSPI200など株式データの使用問題をめぐり、MSCIと韓国取引所が見解の隔たりを狭められないのが原因」と見ている。
グローバル株式市場指数算出会社のMSCI Barraは21日(現地時間)、韓国をこれまでと同じく新興市場に分類する、と明らかにした。これを受け、韓国株式市場は08年に検討対象になって以来2度連続で見送られた。MSCI Barraは来年6月にまたMSCI指数編入を検討する予定。
MSCI Barraはこの日の発表文で、「韓国は経済発展度、市場規模、流動性、市場運営体系などほとんどの基準で先進市場の条件を備えたが、すべての基準を満たしたわけではない」と明らかにした。続いて「国際機関投資家は韓国市場の接近性問題について懸念しており、いくつかの変化はあったものの、先進市場の基準を満たすには不足しているというのが、多数の市場参加者の評価」と主張した。
市場接近性問題に関しては▽域外韓国ウォン取引市場の不在▽硬直した外国人登録制▽株式データ使用に関する非競争的条項--などを指摘した。
証券業界は「KOSPI200など株式データの使用問題をめぐり、MSCIと韓国取引所が見解の隔たりを狭められないのが原因」と見ている。
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