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国連安保理天安艦ブリーフィング南北対決…韓国の一方的勝利

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
競技は一方的だった。しかし最終勝敗は未定だ。天安艦事件をおいて14日、米国ニューヨーク国連安全保障理事会で開かれた南韓と北朝鮮のブリーフィング対決結果だ。理事国大使たちの証言で現場状況を再構成してみた。

14日午後3時(現地時間)米国ニューヨークマンハッタン国連本部。15の安保理理事国大使が続々と2階6号室に向かった。韓国民・軍合同調査団を率いて入ったユン・ドギョン団長はパワーポイントをつけた。続いて合同調査団の調査結果を静かに説明し始めた。コンピューターシミュレーション結果も提示した。23分間の説明後、7分間動画も見せた。特に網打ち漁船を動員し、魚雷残骸を引き揚げる場面を詳しく見せた。破壊された天安艦と魚雷の残骸写真も公開した。質疑応答に移るとフランス代表が手を挙げた。「韓国合同調査団の調査結果は疑いの余地がない」とし「安保理が適切な措置を取らなければならない」と言った。米国代表も後押しした。すると中国代表が「今日は調査結果に関する技術的質問だけすることになっている」とし「是非を問うとか安保理対応水位を論議する席ではない」とまったをかけた。ロシア代表も相づちを打った。

日本代表が雰囲気を変えて質問を投げかけた。合同調査団の一員として参加した米国、カナダ・オーストラリア、イギリス、スウェーデン専門家に「どんな役割をしたのか」と尋ねた。外国人代表は「最初から最後まで全過程に参加し、調査結果に100%同意する」と証言した。以後、雰囲気は友好的に変わった。技術的質問が続き、ユン団長の説明が続いた。中国・ロシア代表はユン団長の説明を主に聞いていた。合同調査団の調査結果に疑惑を申し立てたり否認したりする発言は全くなかった。


午後5時30分ごろ、北朝鮮代表部パク・ドクフン次席大使が2階ロビーに現れた。韓国のブリーフィングが終わらず、彼は廊下の隅でどこかにずっと電話をしていた。そうして6時から北朝鮮ブリーフィングが始まった。説明はシン・ソンホ北朝鮮国連大使が行った。韓国合同調査団の調査結果に対する疑惑を列挙した。「船を2つに割るほどの爆発があったが、どうして魚雷推進体は無欠なのか」「魚雷が爆発したとき、最高摂氏1000度の高熱が出るのに“1番”という字がそのまま残っているなんて話になるのか」続いて「天安艦事件の被害者は韓国ではなく我々だ」とし「事故現場に我々の検閲団が行って調査をする前に安保理でこの問題を論議してはいけない」と主張した。トルコとイギリス代表がシン大使に聞いた。「2カ月以上たった今になって事故現場にどうして行こうと思うのか」日本代表は「46人の韓国の将兵が命を失ったのに、どうして北朝鮮が被害者になるというのか」とも言った。するとシン大使は既存の立場だけ繰り返した。

北朝鮮ブリーフィングが終わった直後、安保理理事国大使たちは秘書陣まで集め20分間、会議をした。会議場を出たクラウド・ヘラー安保理議長は「安保理は韓半島で緊張が高まるどんな行動も慎むことを両側に強く要求した」と短く言った後、建物を出た。ブリーフィング後、理事国大使たちは記者たちに「合同調査団の調査が非常に科学的で説得力があった」と述べた。



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