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ギリシャ代表のオットー・レーハーゲル監督はワールドカップ(W杯)1次リーグ初戦で韓国に敗れた後、「ギリシャの選手はどの位置に立っているべきか分かっていなかった」と失望感を隠せなかった。
レーハーゲル監督は「韓国選手が速いプレーをすることを知っていた。しかしギリシャの選手はその位置にいなかった」と完敗を認めた。レーハーゲル監督は「韓国はチャンスの度に得点した」と強調した。
--所感は。
「ギリシャの選手はどの位置に立つべきか分かっていなかった。ギリシャはセットプレーでゴールを決められず、韓国はゴールを決めた。マークできなかったのが問題だった。韓国選手は速いプレーをすることを知っていたが、ギリシャの選手はその場所にいなかった。後半は2度も大きな失敗をした。それで私たちが負けた。最後は私たちにとって運が良かった部分があった」
--W杯での敗戦だ。どれほど失望しているか。
「これはW杯とは関係ない。どの試合でも負ければ失望する。相手はチャンスの度に得点した」
--ギリシャはチャンスもほとんどつかめなかった。
「実際、前半7分に失点した後、相手が試合を主導した。闘争的に対抗したが、主導権を奪われた」
--次の相手はナイジェリアとアルゼンチンだ。すでに荷物をまとめる準備はしたのか。
「それほどではない。徹底的に分析して準備し、勇気を出さなければならないだろう。まだ試合は残っている。最初から結果を予断する必要はない」
--後半、負けているにもかかわらず、なぜカラグニスを抜いて守備手を入れたか。
「守備ではなくミッドフィルダーを入れた。カラグニスは流れに合わなかった。私の考えているように動けなかった。早めに判断して実行するのが私の仕事だ」
--セットプレーから得点するという戦略だった。しかし韓国がセットプレーでゴールを決めた。何が問題だったか。
「セットプレーの時はペナルティエリアに18人の選手がいる。クロスが入ればあらゆる状況にもつながる。守備選手がヘディングをせずボールが通過する状況まで予防することはできない」
--次の試合では何を変えるのか。
「もっと集中していきたい。ダーバンで次の試合が行われる。明日は分析し、落ち着いて教訓を探す。残りの試合の相手はすべて強いチーム。私たちは集中力がかなり落ちていた。このように集中できなければすでに負けたのと変わらない」
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