７日にワールドカップ（Ｗ杯）解説を引き受けた後、ソウル木洞（モクドン）ＳＢＳ（ソウル放送）社屋で２日間の録画をし、８日夜に南アフリカへ出国した車範根（チャ・ボムグン）解説委員（５７）に、空港へ向かう車の中でインタビューした。

－－現在のサッカー韓国代表チームを評価してほしい。

「許丁茂（ホ・ジョンム）監督が描いている絵から大きく外れることなく、着実に準備を進めていると思う。 小さな部分にまで気を配ってチームを作ってきている。 新旧の調和がよく、バランスが取れている。 組織力もよい。 スペインとの最後の評価試合ですべてのものを確認させてくれた」


－－初戦を控えた代表チームに話したいことは。

「適当な緊張感だ。 あまりにも緊張すると筋肉が硬直し、戦術遂行能力が落ちる。 しかし緊張を緩めるとけがをする危険が高まる」

－－ギリシャとナイジェリアに勝てない理由はない、と話していたが。

「ギリシャは２００４年のチームでない（ギリシャは０４年欧州選手権優勝チーム）。 欧州チームの中でも弱いほうだ。 守備中心でスピードもない。 セットピースは威力的だが、そのほかの攻撃能力は落ちる。 ギリシャが攻撃的に出てくればもっとやりやすくなるかもしれない。 守備が整う前に速い攻撃が必要だ。 ナイジェリアは起伏が大きいチーム。 序盤に不利な状況が形成されれば崩れる可能性もある。 序盤の勝負が重要だ。」

－－アルゼンチン戦は厳しいと予想しているのか。

「アルゼンチンはブラジルとともに有力な優勝候補。 すべての試合が重要だが、アルゼンチン戦に備えて高地での練習をあまりにも長くしたのではないかという気がする。 ギリシャ戦とナイジェリア戦は低地で行われる。ギリシャは高地練習をしなかったと聞いた」



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