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脂肪の塊を溶かすタンパク質発見/日本

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
東京大学疾患生命科学研究チームが脂肪細胞中の中性脂肪の塊を溶かすタンパク質を見つけたと毎日新聞など日本メディアが9日、報道した。

研究チームの見つけたタンパク質は白血球の1種類であるマクロファージで作られた「AIM」だ。研究チームはAIMの作用を調査するためにAIMが作られないように遺伝子組み換えをした実験用マウスとそうではないマウスを観察した結果、AIMが生成されないマウスが格段に太ることを確認した。また研究チームが脂肪細胞に直接AIMを投入した結果、72時間後、脂肪の塊が溶け、4分の1の大きさまで小さくなった。毎週1回0.1ミリグラムのAIMを投入した体重40グラムのマウスはカロリーが高いえさを食べても4週間後、体重が5グラム減少した。

一方、まったく同じ環境でAIMを接種しないマウスは体重が10グラム増えた。AIMは脂肪細胞内脂肪の塊を溶かすだけでなく、脂肪細胞そのものが増えないようにする作用もすることがわかった。


現在、使われてある抗肥満薬は中枢神経系に副作用を起こすこともある。しかしAIMは脂肪細胞にのみ作用し、元々体内で生成される物質であることから、こうした副作用の心配がない。研究チームの宮崎徹教授は「臨床試験を通じて今回の研究結果を糖尿病や動脈硬化につながる肥満の解消のための新薬開発に発展させたい」と話している。





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