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日本の「ロマンポルノ」の国内上映が決まり、論難が起こっている。日本映画「団地妻 昼下がりの情事」と「後ろから前から」が5月14日、映像物等級委員会の審議を無削除で通過し、18歳以上の「青少年観覧禁止」として上映される。この2作品は6月17日に公開されるが70~80年代の日本映画をリメイクしたいわゆる「ロマンポルノ・リターンズ」作品だ。ロマンポルノは露出がひどい「AV」(Adult video)に食傷気味の日本が興行のために最近再制作した映画ジャンルだ。
制作者である千葉善紀プロデューサーは今年1月15日、東京スポーツ新聞で「AVはすぎるほどエロチックだがロマンポルノはドラマ的要素が強く、人気を呼ぶことができると思う。映画を見ながらわくわくする感覚をまた感じてくれたらと思う」と言った。
日本のロマンポルノは濡れ場がたくさん出ることで有名だ。70年代に制作された映画は10分に1回以上ベッドシーンが出てくる。今回公開される「ロマンポルノ・リターンズ」も濡れ場が半分近く占めるほど頻度が高い。性暴行場面も頻繁だ。理由はない。映画は刺激だけがあるだけだ。映画等級委員会関係者は「現在は陰毛や性器が出てきても削除はしない。関連法で2002年以後“等級分類保留制度”を廃止する代わりに、5段階の“制限上映可等級”を新設し、映画で問題になる部分を削除する法的根拠が消えた」と話す。たいていこんなジャンルの日本映画は映画館がわずかで、文化的訴求力が劣るというのが幸いという説明だ。2007年から2009年まで3年間、250本が入って来たという日本映画。映画企画会社関係者は「ケーブルテレビやインターネットではもっと刺激的な日本物を見たがっている」とし「今は普通の刺激では人気が出ない」と話している。
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