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三星(サムスン)電子と米アップルがスマートフォン時代の死活をかけた先端製品で‘世紀の対決’を始めた。
三星電子は8日、ソウル瑞草(ソチョ)社屋で記者会見を開き、次世代スマートフォン「ギャラクシー(Galaxy)S」を国内で初めて紹介した。 500人を超える国内外記者の取材熱気の中、同社無線事業部長の申宗均(シン・ジョンギュン)社長は「ギャラクシーSは三星の20年間の携帯電話技術が込められた最高の傑作」と紹介した。
三星は「3S」、すなわち▽従来のディスプレーより向上した鮮明な画面「スーパーAMOLED」▽さまざまな生活の中のアプリケーションが搭載される「スーパーApps」▽バッテリー交換が可能な超薄型(厚さ9.9ミリ)「スーパーデザイン」--を特徴として強調した。
この日の行事には河成ミン(ハ・ソンミン)SKテレコム社長、モバイル向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」の発明者であるアンディ・ルービン・グーグル副社長が出席した。 河社長は「スマートフォンの新時代、新紀元が始まる日だ。 ギャラクシーSは従来のスマートフォンとは次元が違う製品」と述べた。 ルービン副社長は「ギャラクシーSの登場はもう一つの革新が誕生する瞬間」と語った。
ギャラクシーSは先月26日のシンガポールをはじめ、主要国で公開行事を行っている。 14日、世界110カ国の主要通信企業と提携して同時発売する予定だ。
この行事のわずか数時間前、太平洋の向こうの米サンフランシスコでは、スティーブ・ジョブズ・アップル最高経営者(CEO)が「アイフォーン4」の登場を宣言した。 米現地時間で7日午前10時、アップルが主催した世界開発者会議(WWDC)の席でだ。
独特の黒のタートルネックセーターにジーンズ姿のジョブズ氏は「(空想科学映画の)スタートレックを見て育った私はいつもアイフォーン4のような機器を夢見てきた。 この製品を使えばもう過去には戻れないだろう」と自信を隠さなかった。
アイフォーン4は24日に米国・英国・日本など5カ国で、来月中に韓国・カナダなど40カ国で発売される。 ジョブズ氏はこの日も華麗な言葉を使ってアイフォーンの広報とスマートフォンの未来に関するワンマンショーを演出した。
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