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菅日本首相、駐中大使に企業家を抜擢

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
菅直人日本新首相が今夏交代する駐中日本大使に丹羽宇一郎伊藤忠相談役(71)を起用することにした。日本が1972年日中国交正常化以来、職業外交官ではない民間人を中国大使に抜擢したのは今回が初めてだ。

丹羽新駐中日本大使は伊藤忠に入社し、社長と会長を務めた後、現在はコンサルタント(相談役)を務めている。彼の中国大使起用は日米同盟とともに日中外交を重視する菅内閣が民間人外交官を通じて中国交流を活性化しようとする意図を含んでいる。日本政府は人望が厚く、グローバル企業の伊藤忠を長い間率いてきた丹羽氏が日中経済交流と人的往来を緊密にできる適任者だと判断したと外務省関係者は伝えた。

日本で尊敬される企業家の1人である丹羽氏は、政界にも顔が広く、歴代総理と親交が厚い。今年3月までは鳩山由紀夫政府の地方分権改革推進委員会委員長を務め、地方分権活性化案を提案して来た。


丹羽氏は韓日中政治・経済・学術分野の知識人たちで構成された「韓日中30人会」(日本では賢人会議)のメンバーだ。この会議は韓国の中央日報と日本の日本経済新聞、中国の新華社通信が毎年共同主催している。国別に持ち回りで開かれるこの会議は、今年の4月、日本の奈良で開かれた。





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