今回の地方選挙で全野党陣営が勝利したのは李明博(イ・ミョンバク)大統領と政府が間違っていたからという意見が半分に達した。野党がよくやるとか候補が優れているからという回答は10人中1人にとどまった。これは中央日報、SBS、東アジア研究院(EAI)・韓国リサーチが共同で3~5日、全国の有権者パネル904人を対象に実施した選挙後の世論調査の結果だ。
「ハンナラ党敗北、全野党陣営勝利」の原因に対して尋ねた結果「李大統領と政府の過ち」という回答が最も多かった。「ハンナラ党の過ち」(28.4%)という回答まで含めれば国民5人のうち4人が与党圏の過ちを敗因に挙げた。しかし全野党陣営がよくやったからではなかった。「民主党と無所属候補が優れていた」(8.8%)「民主党など野党がよくやっていた」(2.4%)を合わせても11.2%にとどまった。
李明博政府審判論に対しては共感するという回答が65.6%で、共感しない(33.5%)の2倍に近かった。審判論に共感する回答者(593人)を対象に、どうしてそのように思うかを尋ねたら74.5%が「世宗市や4大河川事業などを独断的に推進するから」と答えた。「天安艦について不信」は10.8%でその次だった。
特に国民は強い推進力より疎通の政治力と説得・妥協のリーダーシップが必要だとわかった。李大統領に望むリーダーシップの類型を尋ねた結果「和合型」が67.9%で最も多く「独走型」(14.2%)「実務型」(11.7%)の順だった。
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