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フィデル・カストロ・キューバ国家評議会前議長が「天安(チョンアン)艦は米国海軍が撃沈させた」という‘陰謀説’を提起した。
カストロ氏はキューバ共産党中央委員会機関紙「グランマ」に寄稿した「帝国と嘘」でこのように主張し、米国の「冷笑と良心欠乏」を猛非難したと6日、伝えられた。
カストロ氏は3日(現地時間)付の寄稿で、「天安」事件の背後に米海軍特殊部隊ネービー室を取り上げた。カストロ氏はベネズエラテレビ、米国インターネット新聞などの報道を根拠に挙げた。
カストロ氏は「米国が韓半島の緊張を高めさせるためにこうした問題を起こした」とし「鳩山由紀夫元日本首相が推進してきた沖縄の米海兵隊基地移設を防ぐのが重要な目的の一つだった」と主張した。続いて「鳩山首相は天安事件をめぐる緊張が米国基地移設計画を撤回した重要な理由の一つだったことを認めた」と付け加えた。
またカストロ氏は「中国も米海軍の介入を疑っている」とし「国連安全保障理事会議で北朝鮮制裁決議案に拒否権を行使するものと確信している」と述べた。
今年83歳のカストロ氏は06年に引退した後、キューバメディアに定期的に国際問題関連文を寄稿している。
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