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【噴水台】房子伝

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



2日に公開した映画「房子伝」は、誰もが知っている古代小説「春香伝」の春香が李道令ではない房子に惚れたというちょっと怪しげな想像から出発する。本当の主人公は春香を捨てて漢陽に行ってしまった李夢龍ではなく、ずっとそばを見守って悪事を冒した房子(パンジャ)だったし、今日、事実とは全く違った「春香伝」が伝わることは意図的な歪曲だというのだ。

皆が知っている話をひっくり返す楽しさは由来が深い。厳密に言えば厳格な身分制社会で妓生の娘である春香が、トップ合格した御史の正室になるということ自体がすでにおかしな内容なのだが、南原地方に下る「薄石峠伝説」はここから一歩進む。


李夢龍に片思いした春香は本来美女ではない不細工な女だったし、月梅(ウォルメ)のわなにはめられて春香とひと晩をともにした李夢龍は、本人の顔を見るやいなやソウルに夜逃げする。屈辱に堪えられなかった春香が自決して、その恨みから南原地に赴任する新官吏が死んでいくと、国ではその魂を慰めるために落第居士、李夢龍に南原県令を命ずる。

この時、夢龍が鎮魂のために潤色された「烈女春香守節歌」を作って広く流布させたのが今日伝わる春香伝の由来だというのだ。パンソリ春香歌にも出る「パクソクティ」が本来の薄石峙だったというのがこの伝説の核心だ。

転覆の美学は最近の大衆文化のトレンドでもある。「房子伝」が興行突風を起こしているほか、3日まで放送されたKBS2ドラマ「シンデレラのお姉さん」は、原作で主人公のシンデレラを虐待した「継母の連れ子」を主人公に置き変えて大成功をおさめた。今年、カンヌ映画祭オープニング作だった映画「ロビンフッド」はイギリスの郊外のシャーウッドの森を歩き回った義賊ロビンフッドが全国の領主たちを率いて国王を圧迫し、イギリス憲政の基礎である大憲章(MagnaCarta)を生むという、ちょっと荒唐無稽なものだ。童話の中の王子と王女の話を、太っていて醜い化け物に置き変えた「シュレック」シリーズ4編は、先週米国で公開され、すでに興行1億ドルを超えた(国内は8月封切り)。

このように逆転ストーリーのあふれた世の中は何を物語っているか。一度主人公が常に主人公であると思えば大きい計算違いという教訓ではないか。自分たちの地位を過信して民意を読むことを怠り、2日の地方選挙で後悔した経験をした人々にはおそらく他人事ではないだろう。

ソン・ウォンソプJES記者



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