「私のショットの基本はドローだ」－－。

金庚泰（キム・ギョンテ）がドローショットを掲げて華麗に復活した。金庚泰は先月３０日まで行われた日本ゴルフツアー（ＪＧＴＯ）ダイヤモンドカップで３億１０００万ウォンの優勝トロフィーを手にした。

２００６年、ドーハアジア大会ゴルフ個人・団体戦金メダリストである金庚泰は２００７年プロデビューし、初年度に７月まで３勝を挙げ、最優秀選手賞と新人賞を総なめにした。「怪物新人」という賛辞も付いた。


しかし以後、優勝から遠ざかり、終わったという酷評に苦しんだ。実は金庚泰はこれまで９回、準優勝（韓国４回、日本５回）したが、誰も認めてくれなかった。「１位と２位の差を痛感しました。できなかったわけではないのにと、プライドも痛みました」

金庚泰は「アイアンショットが強い自分のゴルフを信じよう。生半可なフエードショットよりはドローショットで勝負をかけようと決めた」と打ち明けた。続いて「つかえていた胸がすっとした気分だ。これから誰とプレーしても自信がある」と述べた。





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