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禁煙政策効果ない女性の喫煙…タバコ会社の戦略も後押し

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
喫煙ががんなどほかの疾患と少なくない関係があるという事実が続々と明らかにされ、世界的に喫煙率は落ちている。しかしタバコを吸う女性はむしろ増えている。世界保健機関(WHO)が31日で23回目を迎える「世界禁煙デー」のテーマで女性の喫煙を決めたのもこのためだ。

保健福祉部の19歳以上喫煙率の調査によれば男性喫煙率は2001年60.9%で2008年47.7%に落ちた。

一方、女性喫煙率は5.2%から7.4%とむしろ高くなった。国立がんセンターのイム・ミンギョン国家がん情報センター長は「我が国では喫煙事実を隠す女性がまだ多く、実際の女性喫煙率はもっと高いはず」と話す。最近、ソウル大学病院チョン・ジョングァン教授(産婦人科)チームが発表した全国産婦の喫煙率の調査結果も数値が近かった。相談で「現在喫煙中」と言った回答者は全体の1090人中6人(0.55%)にすぎなかったが、小便検査の結果は32人(3.03%)が喫煙者と判明した。イムセンター長は「女性喫煙はうつ病など情緒的問題を伴う場合が多く、禁断現象も男性よりひどく、絶つのがもっと難しい」と話した。


専門家たちはこのように女性喫煙が増える理由を何よりタバコ会社の女性攻略マーケティング戦略のためだと指摘する。韓国保健社会研究院健康情報センターのチョン・ヨンチョル所長は「タバコ名に女性にアピールすることができる“スリム”“マイルド”“ライト”などの単語を使い、すらりとした魅力的な女性像を浮上させる広告をたくさんする」と話している。

政府の禁煙政策で女性が疏外されているのも問題だ。喫煙事実を明らかにすることを憚る女性に公開的な禁煙プログラムは難しい。済州保健所の場合、2008年3月禁煙クリニック内側に女性専用相談室を用意した結果、2007年全相談者の9.7%にすぎなかった女性相談者が2008年14.2%、2009年には15.6%に増えた。





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