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金正日、胡錦濤主席に自ら潔白を主張

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 3-7日に中国を訪問した北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が胡錦濤中国国家主席に「天安(チョンアン)艦沈没と北朝鮮は関係がない」という立場を自ら明らかにしたと、政府関係者が28日伝えた。

この関係者は「金委員長は朝中首脳会談(5日)で胡主席に対し、天安艦事件は北朝鮮が起こしたのではないと述べた」とし「胡主席と中国指導部は、韓国の軍・民合同調査団が北朝鮮の仕業であることを立証する調査結果を発表した後、北朝鮮に対して不快を感じているようだ」と述べた。また「当初は北朝鮮の肩を持つようだった中国の態度が、調査の結果の発表後にやや変わったのは、中国指導部が北朝鮮に背信感のようなものを感じたためだろう」と主張した。

中国政府は7日、金委員長の訪中結果を韓国側に知らせ、「北朝鮮側が天安艦沈没とは関係がないという点を中国側に説明した」と明らかにした。中国政府は当時、北朝鮮側の誰が、どの席で中国側の誰に天安艦事件の話をしたのか韓国側に詳しく知らせなかった。その後、政府は「天安」事件に関して中国政府と対話する過程で、金委員長が胡主席に「われわれは潔白だ」という趣旨の話をしたことを確認したという。


李明博(イ・ミョンバク)大統領が26日、クリントン米国務長官と会談した席でも、北朝鮮に対する中国の失望感に言及する対話があったと、政府の別の関係者が明らかにした。

この関係者は「中国を訪問した後に韓国を訪れたクリントン長官と李大統領の会談では、‘胡主席に対する金委員長の主張を覆す正確な調査結果が出てきて中国側が当惑しているようだ。中国側は従来の立場を一気に変えることはできないので非常に苦心しているようだ’という趣旨の話が交わされたと聞いている」と明らかにした。

青瓦台の関係者は「北朝鮮側は韓国の調査団が魚雷の破片のほか、推進体まで完全に探し出せるとは想像もできなかったはず」とし「北朝鮮軍部が金委員長の承認を受けず、単独で犯行をした場合、金委員長が事件の原因を正確に把握することもできない状態で胡主席に『われわれは関係がない』と話したケースもあるかもしれないが、金委員長が胡主席に嘘をついた形になり中国側が不愉に感じているようだ」と伝えた。



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