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マグロが値上がりすれば景気回復の‘青信号’

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 「マグロの価格を見れば景気が見える」。

ハイ投資証券がこうした内容の報告書を出した。 マグロなど高級魚種は好景気の時期に消費が増え、価格が大きく上がるため、マグロの価格を景気の回復程度を計るのに活用できるという主張だ。

実際、07年以降のツナ缶の価格は景気と似た動きを見せている。 金融危機直前の08年8月には1トン当たり2000ドル近くまで上がっていたが、金融危機が深刻になった9月以降は暴落した。 昨年末は790ドルにまで落ちた。 今年からはまた急速に上がり始め、最近は1500ドルに達している。 今年に入ってからの世界景気の回復でマグロの価格も上がったのだ。


またマグロの価格は代表的な景気同行指数「CRB原材料現物指数」の動きとも似ている。 この指数は原油・鉱物・農産物などの価格を総合して算出される。

ハイ投資証券はマグロ価格の上昇で東遠(ドンウォン)・サジョなどの会社の実績が好転すると予想した。 マージンが増える可能性が高いからだ。 マグロ価格は上がる一方、原料費のうち最も大きな部分を占める原油価格が最近上がっていないからだ。 マグロはさらに値上がりする見込みだ。マグロ資源保護のために各国が漁獲量を減らしているのがその理由だ。

イ・キョンミン研究員は「こうした傾向が続けば、国内マグロ会社は今年、過去最大の利益を出す可能性が高い」と述べた。



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