日本代表の捕手・城島健司（３４、阪神）が金泰均（キム・テギュン、２８、千葉ロッテ）封じを宣言した。スポーツニッポンは２３日、城島が金泰均への雪辱を誓った、と伝えた。

城島が金泰均に戦意を抱くのは、昨年３月の第２回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）での借りのためだ。 城島は当時、松坂大輔（ボストン）、ダルビッシュ有（日本ハム）、岩隈久志（楽天）など日本のエースらとバッテリーを組んだが、勝負どころでタイムリーを許した。


金泰均は第１ラウンドの初戦で松坂から２ランを放ち、第２戦は岩隈から決勝タイムリーを打った。 ダルビッシュとの対戦でも１打数１安打２四球と優勢だった。

城島は２３日、ロッテとの交流戦が雨天順延になった後、「（ＷＢＣで）金泰均を研究したが、痛い目にあった。 なんといっても長打力がある選手だった」と警戒した。

城島は「（ＷＢＣ当時の）データは頭の中に入っているが、日本で変わった点もあるはず。 それを見つけてきちんと対応したい」と慎重ながらも勝負欲を表した。 阪神とロッテは２４、２５日、甲子園球場で対戦する。

金泰均は２３日現在、日本リーグで打率１位（２割９分厘）のロッテ打線を率いている。 パリーグで打点１位（４８打点）、本塁打２位（１２本）、打率９位（３割８厘）の金泰均は早くから日本野球に適応している。 日本が誇る捕手・城島が警戒する選手に挙げるほど、日本で金泰均の地位が高まっている。



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