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<W杯D-18>韓日戦に臨む雰囲気、過去とは違う

ⓒ JES/中央日報日本語版



1954年3月。初めてのサッカー韓日戦を控え、李承晩(イ・スンマン)大統領は韓国代表チームのイ・ユヒョン監督に「日本に負ければ帰国しようと思うな。玄海灘に沈んで死ね」と述べた。その後も韓日戦に臨む太極戦士の覚悟は決然としていた。敗北は考えられなかった。

一方、日本選手の精神姿勢は違った。歴史的に韓国は特別なチームだが、愛国心まで動員するほどではないというのが日本選手の考え方だった。1990年代の日本サッカーの英雄である中田は「君が代はサッカーの試合をする前に歌うには適切でない」と話したりもしたした。


しかし24日午後7時20分に日本・埼玉で行われる韓日戦に臨む両国代表チームの雰囲気は180度変わった。太極戦士は「韓日戦よりもワールドカップ(W杯)の成績が重要だ」と誰もが話している半面、日本選手らは「必ず勝たなければいけない」と意気込んでいる。

韓国代表の許丁茂(ホ・ジョンム)監督は23日のインタビューで「今回の韓日戦はW杯本大会を準備する過程だ。韓国・日本ともに本大会を準備するうえで役立てばよい」と72試合目となる韓日戦の意味を定義した。

朴智星(パク・チソン)も「韓日戦は必ず勝たなければならない試合」と話したが、「W杯本大会を準備する過程で良い雰囲気を継続しなければならない」という理由を付けた。韓日戦よりも南アフリカW杯に集中するという合理的な選択をしたのだ。

一方、日本は監督から選手まで「打倒韓国」を叫んでいる。岡田監督は「韓国-エクアドル戦を見た。短所はほとんどなかった」と韓国を称えながらも、「東アジア大会では韓国に1-3で敗れた。日本サッカーのプライドをかけて最善を尽くす」と意欲を見せた。

朴智星がマークすることになる長友(24、FC東京)も「東アジア選手権の敗北を忘れていない。非常に悔しかった。今回は必ず勝つ」と語った。ベテランのDF中澤佑二(32、横浜)は「日本は韓国に必ず勝たなければいけない。勝ってこそ南アフリカW杯で何かを期待できる」と話した。



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