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ホン・サンス監督「夏夏夏」、カンヌ映画祭「ある視点」部門最高賞受賞

ⓒ 中央日報日本語版

「夏夏夏」のワンシーン(ユ・ジュンサン)



ホン・サンス監督(50)作品「夏夏夏」(ハハハ)が22日、第63回フランス・カンヌ映画祭「ある視点」部門最高賞(Un Certain Regard Prize)を受賞した。

彼の10作目の長編映画である「夏夏夏」は映画監督ムンギョン(キム・サンギョン)と先輩ジュンシク(ユ・ジュンサン)が酒を飲み、統営で夏に起こったエピソードを交わす内容だ。ムン・ソリ、ユン・ヨジョン、キム・ガンウ、キム・ミンソンらが出演した。


「ある視点」はカンヌ映画祭公式部門で、今年は19作品が招かれた。韓国の監督作品がこの部門に初めて招請されたのは1984年李斗鏞(イ・ドゥヨン)監督の「糸車よ糸車よ」だ。受賞は今回が初めてだ。

これまでホン監督は6回、カンヌ映画祭の招待を受けているが、受賞は初めてだ。これまで「江原道の力」「オー!スジョン」が「ある視点」部門に、「女は男の未来だ」「劇場前」がコンペ部門に招待された。昨年「よく知りもしないくせに」は監督週間で上映された。

ホン監督はこの日午後行われた授賞式で「次の映画はもっと頑張って作れとくれた賞だと思う。出演俳優たちにありがとうと必ず言いたい」とコメントした。一緒に授賞式に出席した主演女優のイェ・ジウォンは涙ぐんで「受賞は思いもよらなかった。私の中にあるほかの姿を引っ張り出してくれた監督に感謝する」と述べた。



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