身元不明の北朝鮮男性１人が８日午前、西海（ソヘ・黄海）ペンリョン島海域を通じて帰順したと軍の消息筋が１２日、明らかにした。

消息筋は「この日午前１１時ごろ、西海ペンリョン島海上の北で４枚の発泡スチロールと木を重ねたいかだに乗って北方限界線（ＮＬＬ）を越えて流されてきた男性が韓国海兵隊の哨兵に手を振って帰順の意思を表示、関係当局に引き渡された」と伝えた。帰順当時、この男性は民間人と言っており「空腹にたえられず脱出した」という。３月２６日、天安艦事件以後、北朝鮮住民の帰順は初めてで、発見地点が事件隣近海域であることから関心を集めている。



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