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日本や中国の本をハングルで読む…アジア初の統合電子図書館

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国、日本、中国のボーダーレスなアジア圏初の統合電子図書館が誕生する。

朝日新聞は「3カ国国立中央図書館が電子化された書籍をインターネットで相互検索できる統合デジタル情報ポータルプロジェクトを推進している」とし、「来月にも協定を結ぶ予定」と、12日、報道した。今後1~2年以内に韓国と日本、中国の国立図書館利用者が3カ国の電子書籍をインターネットで閲覧できるようになる見通しだ。

今回のプロジェクトには韓国の国立中央図書館、日本国立国会図書館、中国国家図書館が参加する。図書館利用者が公開された電子書籍を選択して検索語を入力すれば3カ国関連書籍が自動検索される。自動翻訳システムを通じて本文まで自国語で読める。


3カ国の国立図書館はこれまで独自に図書電子化事業を推進してきた。日本は明治、大正時代の書籍約16万点を電子化し、中国は現代中国語図書のほかにも甲骨文字文献など約72万点を電算化した。韓国も約21万点を電算化してインターネットで公開している。

日本国会図書館によれば韓日中3カ国の統合デジタル情報ポータルプロジェクト論議は 2007年8月、南アフリカ共和国で開かれた国際図書館連盟大会(IFLA)で初めて出た。

今まで協議を通じて3カ国の国立図書館は「中日韓デジタル図書館推進協議会」(CJKDLI)を設立して運営総括組職を作ることで合意した。自動翻訳システムの技術的な問題もこれから検討する計画だ。

国家間図書館情報交流事業では欧州連合(EU)会員国図書館が参加する「ユーロピアナ」(700万点以上)とユネスコ本部が主軸になった「ワールドデジタル図書館」プロジェクトなどがある。中国と日本は「ワールドデジタル図書館」プロジェクトに参加している。





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