韓食の雰囲気で楽しむ外国料理2
ふと見ると韓定食屋。しかしよく見ると日本の家庭料理レストランだ。2006年にオープンした「和の」だ。店主シム・ジョンウンさん(44)は母親が暮らしていた90年たった韓屋をレストランに改造した。10年間日本で生活したシムさんは素朴な日本の家庭料理を出すレストランを出したかったと言う。「当時、韓国の日本食堂は派手に見えました。どこに行っても日本人形が整然と並ぶ姿に違和感を覚えました。私は韓屋の古めかしくて素朴な趣が良かったんです」
韓屋を専門に補修する人に任せ、天井を取り外して垂木と大梁を露出させた。木柱の光沢を出すニスをはがした。古くて腐った部分は新しい木に変えてはめた。こうして補修したコの字形の家の室内は静かだ。テーブルに座ってゆっくり視線を回せば日本を連想させる小さな飾りが目に入って来る。木柱と白い壁の間に塗られた桜模様の壁紙、金箔銀箔の上に富士山を描いた額縁、浮世絵など。トイレのドアの内側にも屏風を置いたように桜模様の壁紙が貼ってある。
●ランチ、ディナーコースだけ用意。価格帯は2万(約1600円)~7万ウォン台。メウンタンや寿司はない。代わりに豆をすったものと海産物を入れて煮込んだ豆乳湯、押し寿司、伊達巻などの日本料理を味わうことができる。ソウル三清洞。02-725-7881
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ふと見ると韓定食屋。しかしよく見ると日本の家庭料理レストランだ。2006年にオープンした「和の」だ。店主シム・ジョンウンさん(44)は母親が暮らしていた90年たった韓屋をレストランに改造した。10年間日本で生活したシムさんは素朴な日本の家庭料理を出すレストランを出したかったと言う。「当時、韓国の日本食堂は派手に見えました。どこに行っても日本人形が整然と並ぶ姿に違和感を覚えました。私は韓屋の古めかしくて素朴な趣が良かったんです」
韓屋を専門に補修する人に任せ、天井を取り外して垂木と大梁を露出させた。木柱の光沢を出すニスをはがした。古くて腐った部分は新しい木に変えてはめた。こうして補修したコの字形の家の室内は静かだ。テーブルに座ってゆっくり視線を回せば日本を連想させる小さな飾りが目に入って来る。木柱と白い壁の間に塗られた桜模様の壁紙、金箔銀箔の上に富士山を描いた額縁、浮世絵など。トイレのドアの内側にも屏風を置いたように桜模様の壁紙が貼ってある。
●ランチ、ディナーコースだけ用意。価格帯は2万(約1600円)~7万ウォン台。メウンタンや寿司はない。代わりに豆をすったものと海産物を入れて煮込んだ豆乳湯、押し寿司、伊達巻などの日本料理を味わうことができる。ソウル三清洞。02-725-7881
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