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中央日報が主催する2010年「カー・オブ・ザ・イヤー」(Car of the Year:COTY)に現代(ヒョンデ)車「YFソナタ」が、「今年の輸入車」にはフォルクスワーゲン「ゴルフTDI/GTD」が選ばれた。
また部門賞は▽技術:ベンツ「Eクラス」▽環境:トヨタ「プリウス」▽デザイン:起亜(キア)「スポーティジR」(国産車)とアウディ「A5」(輸入車)が受賞した。
中央日報は国内新聞では初めて「カー・オブ・ザ・イヤー」を選定した。審査委員19人は4日、釜山(プサン)展示コンベンションセンター「BEXCO」に設置された「COTY展示館」と試乗場で候補10モデルを評価した。続いて最終審査に入り、受賞車を決めた。
「カー・オブ・ザ・イヤー」対象43モデルのうち、先月の予選を通過した10モデルは▽GM大宇(デウ)「マティス・クリエイティブ」▽現代「YFソナタ」▽ルノー三星(サムスン)「SM3」▽起亜「スポーティジR」▽起亜「K7」▽起亜「ソレントR」▽フォード「トーラス」▽フォルクスワーゲン「ゴルフTDI/GTD」▽メルセデスベンツ「Eクラス」▽トヨタ「プリウス」。ただデザイン部門は昨年発売された43モデルすべてを審査対象とした。
「YFソナタ」は先月の予選では「ゴルフTDI/GTD」に次ぐ2位だったが、本選では9点差でゴルフを上回り、「2010カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。「YFソナタ」は試乗審査で高い点数を受けた。
本選では従来の7つの評価項目(▽乗車感▽運転手の満足度▽価格・経済性▽デザイン▽安全性▽新技術・性能▽環境)のほか、従来のモデルに比べてどれほど革新的に改良されたかに主眼点を置いて審査した。米国・欧州・日本の「カー・オブ・ザ・イヤー」も同じ評価方式を採択している。
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全体で2位になり輸入車の中で最高点を受けた「ゴルフTDI/GTD」は、今年の輸入車(インポートカー・オブ・ザ・イヤー)に選ばれた。3位の「SM3」は準中型にもかかわらず中型車級の広い室内空間と、フランス風デザインをうまく調和させた点が評価され、予選より本選で高い点数を受けた。
技術部門では「Eクラス」が事故を事前に防止する「プレセーフ」機能と、燃費を高めて二酸化炭素の排出を減らした「ブルーエフィシェンシー」技術で高い評価を得た。エコ部門では審査委員13人が満点を与えた「プリウス」が圧倒的な点差で選ばれた。
最も競合が激しかった部門はデザインだった。43モデルを評価した結果、27モデルが接戦を繰り広げた。「スポーティジR」が総合1位になり、国産車の受賞車になった。国産車2位は「マティス・クリエイティブ」。アウディ「A5」は総合2位で、輸入車では最高点を受けた。輸入車2位には日産「370Z」が入った。
「カー・オブ・ザ・イヤー」授賞式は13日にソウル・ウェスティン朝鮮ホテルで開かれる。
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