２００２年、手を取り合ってワールドカップ（Ｗ杯）を共催した韓国と日本が２０２２年、Ｗ杯誘致をめぐり競争することになった。

日刊スポーツは４日「日本が２０２２年、Ｗ杯誘致に集中することにした」と伝えた。２０１８年‐２０２２年、Ｗ杯誘致をめぐり悩んだ日本は２０２２年、Ｗ杯開催に全力を傾けることにした。

ゼップ・ブラッター国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）会長の助言が意を固めるきっかけとなった。犬飼基昭日本サッカー協会長は最近、スイス・チューリヒのＦＩＦＡ本部でブラッター会長と会談した。この席でブラッター会長は「２０１８年のＷ杯誘致はヨーロッパ国家間で激戦となるはずだから２０２２年のＷ杯誘致に一元化するのが賢明な選択だ」と述べたという。


２０２２年、Ｗ杯開催を推進中の韓国としては手強い相手を迎えることになった。韓国と日本のほかにもカタール、オーストラリア、米国などが２０２２年のＷ杯開催を希望している。最終勝者は１２月２日、チューリヒで行われるＦＩＦＡ執行委員会で決まる。