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【海軍哨戒艦沈没】海軍参謀総長「必ずより大きな代価を支払わせる」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 金盛賛(キム・ソンチャン)海軍参謀総長が海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件と関連し、報復の意志を明らかにした。29日に平沢(ピョンテク)第2艦隊司令部で行われた46人の勇士の告別式でだ。

金総長はこの日の弔辞で「私たちは3月26日のペクリョン島での事件を決して許すことはできず、許してもならず、忘れてもならない」と述べ、苦痛を与えた勢力を捜し出して大きな代価を支払わせると誓った。軍首脳部が「天安」事件と関連し、このように断固たる報復の意志を表明したのは初めて。

先月26日の「天安」沈没後、李明博(イ・ミョンバク)大統領と金泰栄(キム・テヨン)国防部長官が明らかにした「断固たる措置」とは印象が違った。特に「大きな代価を支払わせる」という部分では、「最後まで」「必ず」という言葉を二度繰り返す決然たる意志を見せた。李明博大統領と金泰栄国防長官および全軍主要指揮官の前で、さらに生中継されている中での意志表明という点で注目される。


軍関係者はこれに関し「天安を沈没させた証拠を確保すれば黙っていないというのが軍の情緒。金総長の弔辞は軍内部の意志が総体的に反映されたものだ」と話した。

金総長のこの日の発言は、今後、西海北方限界線(NLL)海上での海軍対応態勢に相当な影響を与えるとみられる。「天安」沈没の原因が北朝鮮の攻撃である可能性が高まっているだけに、西海(ソヘ、黄海)で北朝鮮が挑発した場合、断固対処するというメッセージを込めているからだ。

金総長のこの日の発言は、北朝鮮軍創建78周年の25日前後に行われた北朝鮮軍の総合訓練や対南脅迫を意識したものとも考えられる。北朝鮮軍の李英浩(リ・ヨンホ)総参謀長は24日、「われわれの天と地、海を0.001ミリでも侵せば核抑制力を含むあらゆる手段を総動員し、侵略の牙城を跡形もなく吹き飛ばす」と述べた。金総長が述べた「木一本、草一つ、水一適に触れる者」という言葉はこれを意識したものとみられる。南北間の緊張は避けられない見通しだ。



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