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【海軍哨戒艦沈没】船の下のソナーは正常、障害物衝突の可能性は完全排除

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
24日昼12時20分、ペンリョン島から1.5キロ離れた天安艦艦首沈没海域。3600トン級海上クレーンが引き揚げられて姿を現した艦首がバージ船に載せられた。作業開始4時間20分。壅津郡の船に乗って艦首270メートル前まで近付いた。一回り回って見た艦首は悽惨たるものだった。切断面は粉々になっていた。残骸遺失を阻むためにかぶせた緑色の網の外に切断面が突き出ていた。

特に下端部の左・右舷はななめに鋭く割れていた。内部爆発による火事の跡や船体の毀損はなかった。15日に引き揚げられた艦尾と同じ状態だった。艦首・艦尾の切断面を合わせれば下端部は“∧”、上端部は“∨”の形だ。外部衝撃でも直接打撃でも中央部分の煙突下の強い爆発で船体が上に持ち上がり、折れて2つに割れた可能性を物語る。どうしてそんな衝撃を受けたのかについて軍の関係者と専門家たちはまだバブルジェットと直接打撃の両方に可能性を残している。

指揮塔である艦橋の後部もななめに割れた。艦橋前の40ミリの副砲の左はすぽんと抜け、砲身も飛んでいったようには見えなかった。航海灯と射撃統制レーダーがついたマスト、煙突は離れた。艦首から艦尾に繋がれた通路近くのハッチ(出入口)も上端の留め金が離れた状態で、ななめにめりこんでいた。200キロ近い重さの鉄の門がこのようになったのは大きな衝撃のためだというのが軍の説明だ。


艦首の先は完全だった。艦橋のガラス窓、特に船の下の固定型ソナー(音探装備)もそのままだった。それで障害物衝突による沈没の可能性は遠くなった。右に90度傾き、沈んだ右舷はあちこちにきずがついていた。

この日の引き揚げ作業は午前8時から始まった。先に海軍と民間引き揚げチームが前日、水の外に一部を見せた艦体に入って排水ポンプ20台を設置し、水抜きをした。午前10時30分、艦首の先の一部を除いて排水が終わった。やがて10時45分、1400トンの艦首が水の上に出た。大型バージ船の台に載せられた後、海軍海難救助隊(SSU)要員が行方不明者の捜索作業をした。天安艦引き揚げ作戦がこの日完了して民・軍合同調査団と国際調査チームの爆発原因究明のための精密鑑識が本格的に始まった。



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