北朝鮮軍部が２２日、金剛山（クムガンサン）観光地域の実態調査のために現地を訪問する。

２１日の統一部によると、北側の事業主体である名勝地総合開発指導局が現代峨山（ヒョンデ・アサン）側に「国防委員会政策局が金剛山地区の不動産調査結果を検討するため、２２日午前９時に金剛山を訪問する」と通知したという。

統一部と現代峨山は軍部のこうした動きを観光再開に向けて圧力を加えるものと見ている。


これに先立ち北朝鮮は先月２５－３１日、政府所有の離散家族面会所と韓国観光公社所有の温泉場など不動産５件を‘凍結’した。また１９－２０日には、パク・イムス国防委政策局長ら国防委関係者８人が開城（ケソン）工業団地の実態調査を行った。

玄仁沢（ヒョン・インテク）統一部長官は２０日、金剛山不動産調査に関し、「南北関係を根本的に傷つける北朝鮮の一方的な措置に対し、原則に基づいて断固対処していく」と明らかにした。



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