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金正日の発言「黄長?はXXにも劣る…」は事実上の暗殺予告(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 黄長燁(ファン・ジャンヨプ)元北朝鮮労働党秘書は97年2月、北京で韓国亡命を申請して以来、ずっとテロの脅威に苦しんできた。 金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は当時、黄氏に対し「裏切り者、行くのなら行け」と述べ、黄氏に危害が加わることを予告した。

今月4日には、黄氏亡命当時に金委員長が「首領に背反した犬にも劣る獣」と非難した文書が日本メディアに公開された。 北朝鮮メディアは5日、「醜悪な民族反逆者の黄家が米国、日本をうろつきながら狂った声を発している」と非難し、「無事ではいられないだろう」と脅迫した。

06年末には黄氏に「残りは死だけ」という脅迫文とともに、赤で塗られた黄氏の写真、手斧が入った小包が届いた。 しかしほとんどの脅迫は韓国内の定着スパイまたは親北朝鮮勢力によるものと推定されてきた。 今回の事件は、北朝鮮が現役将校からなる工作組織を直接投入して殺害を謀ったという点で衝撃的だ。


北朝鮮のこうした極端な行動は、まず黄氏が最近、米国と日本を相次いで訪問し、金正日国防委員長と北朝鮮独裁体制の実像を告発しようとした計画と関連している可能性がある。 黄氏は8日、朝日新聞とのインタビューで、「金正日の独裁は金日成(キム・イルソン)の10倍は強い」と述べた。 「私を裏切り者というが、本当の裏切り者は人民を餓死させる金正日」という発言もした。

黄氏の国際活動をこのまま放置すれば、金委員長の対外イメージが失墜し、北朝鮮の権力層までが揺れるおそれがあると判断したということだ。 三男キム・ジョンウンへの後継体制構築に負担として作用する障害をなくそうという意図も考えられる。



金正日の発言「黄長?はXXにも劣る…」は事実上の暗殺予告(2)

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