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「キム・ジョンウンほどの奴が…」 北暗殺組まで呼んだ黄長?氏の暴露(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 黄長燁(ファン・ジャンヨプ)元北朝鮮労働党秘書は先月末から今月初めにかけて米国と日本を訪問した。黄氏は先月31日午後、米ワシントンで開かれた国際戦略問題研究所(CSIS)招待講演で、自分の身辺安全について初めて言及した。

黄氏は「警護は私が要求したのではなく、韓国政府側がテロを懸念して配慮してくれた」とし「金正日(キム・ジョンイル)のテロは少しも恐れていない」と述べた。

しかし韓国政府が懸念するように、黄氏に対する北朝鮮のテロは現実的な問題だった。この日の招請演説は、米政府とシンクタンクの関係者、そして中央日報を含む一部報道機関だけが招請された非公開行事だった。黄氏はこの席で、金正日と後継者と呼ばれる三男ジョンウンについて言及した。


ワシントンと東京での黄氏の発言を整理した。

◇「キム・ジョンウンに何ができるのか」=黄氏は金正日関連の私生活やエピソードを語るのを極力避けた。黄氏はワシントンで「私は金正日の私生活や性格を話しに韓国から来たのではない。私が金正日の悪口を言ったところで意味はない。業績で評価すればよい。300万人を餓死させたのは誰なのか」と述べた。

しかし日本・米国記者が金正日とキム・ジョンウンに関する質問を繰り返すと、何度かこれに応じた。「後継者とされるジョンウンを知っているか」という質問に対して、黄氏は「そんな奴には会ったこともない。その程度の奴に何ができるのか。金正日を見れば、それよりも劣るはずだ。米国が関心を向ける必要はない」と述べた。

金正日の統治スタイルと自身が関連したエピソードも語った。黄氏は「金正日は身動きが取れないように人を掌握する手段を持っている」とし「私は幼い頃から金正日を知り、特別待遇をしてきたが、それでも同じだ。金正日の管理の秘訣といえば、反対する人を無慈悲に処理することだ」と話した。

黄氏は当時の金正日の好戦性を知らせるエピソードも語った。「いつか金正日が酒の席で、参謀らに『最近は軍事境界線が非常に静かでつまらない。少し慌しくしてみろ。今度は哨所を一度攻撃して戻ってこい』と話した。翌日、参謀が計画書を作成し、金正日がサインすれば、そのまま執行される」と黄氏は証言した。

しかし黄氏は「こうした挑発は戦争をせずに位置づけを高めるという意味」と話した。



「キム・ジョンウンほどの奴が…」 北暗殺組まで呼んだ黄長?氏の暴露(2)

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