ソウルの中心点が「仁寺洞」(インサドン)から「南山」(ナムサン)に変わる。行政区域がますます広くなり、基準店が変わった。ソウル市キム・ヨンゴル均衡発展本部長は15日「衛星位置確認システム(GPS)測量で最近、ソウルの地理的中心点が南山頂上部であることを確認した」と明らかにした。
今までソウルの中心点は仁寺洞だった。鍾路区仁寺洞194-4番ハナロビル1階に中心点を知らせる象徴物が設置されている。この中心点は朝鮮時代のソウルである「四大門内」を基準に測定して決めたものだ。それから1世紀が経ってソウルの外形が大きくなった分、新しい中心点をつけ直さなければならないという指摘があった。建物内にある仁寺洞中心点が目立たず、光化門交差点に設置されている「道路元標」がソウルの中心点だとされた。道路元標は光化門交差点で韓半島18都市の町を表示した標石だ。
新たに測定されたソウルの中心点は南山頂上の緑地帯の中にある。ソウル市は自然景観を毀損しないよう200メートル離れた南山タワー隣近に5月中、象徴物を設置する計画だ。
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