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「侵略主義・大国主義・恨の文化から脱皮すべき」…韓日中賢人会議

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 「日本は侵略主義、中国は大国主義、韓国は恨の文化から脱皮し、アジアの新しい文明を創造しなければならない」。梅原猛・京都市立芸術大学名誉教授は、韓日中が未来志向的な東アジア共同体を構築するためには3カ国とも過去から脱皮することが重要だと力説した。

19日に奈良市新公会堂で開催された第5回「韓日中賢人会議」で、梅原教授は3カ国の協力を妨げる最大の要因に日本の「脱亜入欧」政策を指摘した。

梅原教授は、世界の中心が西欧からアジアに移動しているこの時期、韓日中3カ国による真のアジア時代は、日本が「脱亜入欧」ではなく「帰亜親欧」の政策をとる時に初めて可能だ、と述べた。


韓国・中国・日本の各界著名人で構成された韓日中賢人会議の出席者らは、西欧の衰退とアジアの浮上に共感し、これを象徴的に表している2010主要20カ国・地域(G20)ソウル首脳会議の成功に向けて努力しようという意見で一致した。

韓国側代表の李洪九(イ・ホング)元総理は基調演説で、「世界的な金融危機の後、G7よりもG20が新しい国際経済秩序を議論する会議体制として適切だという世論が起きている。こうした歴史的転換期に韓日中3カ国は、世界が直面している課題に共同の解決法を出せるように努力しなければならない」と述べた。

金明子(キム・ミョンジャ)元環境部長官は「G20ソウル首脳会議に向けて韓日中3カ国が力を合わせよう」と提案し、大きな呼応を受けた。

中国側代表の曽培炎元副首相は「金融危機からの回復の兆しとともに表れている保護貿易主義を警戒しよう」とし「ドル中心ではなく、新しい国際通化システムの構築が必要だ」と主張した。

会議では来月韓国で開催される韓日中3カ国首脳会談への提言もあった。日本側代表の中曽根康弘元首相は「国際関係は首脳間の信頼が最も重要だ」と述べ、韓日中首脳間の(遠隔画像を通した)情報技術(IT)会議の開催を提案した。



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