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来月12日、フランスのカンヌで開幕する第63回カンヌ国際映画祭コンペ部門に李滄東(イ・チャンドン)監督の「詩」と林常樹(イム・サンス)監督の「下女」が進出した。
韓国映画2本がコンペ部門に進出するのは今回で3度目だ。2007年李監督の「シークレット・サンシャイン」と金基徳(キム・ギドク)監督の「ブレス」が、2004年朴賛郁(パク・チャヌク)監督の「オールドボーイ」と洪尚秀(ホン・サンス)監督の「女は男の未来だ」がコンペ部門に進出した。洪監督の「ハハハ」は非コンペ部門である「ある視線」に招待された。
「詩」は李監督の5作目演出作だ。1960、70年代「女優トロイカ」を率いたユン・ジョンヒが15年ぶりにスクリーンにカムバックして話題になった。喜寿を控えて詩を書くことにはまった老年の女性が、孫のためとんでもない事件を経験する内容だ。「シークレット・サンシャイン」でカンヌ主演女優賞を受賞したチョン・ドヨンに続き、再び「カンヌの栄光」を再現できるか関心が集まる。
「下女」は故金綺泳(キム・ギヨン)監督の60年代同名原作をリメークした作品だ。上流層家庭の家政婦として入った女(チョン・ドヨン)が主人の男(イ・ジョンジェ)と不倫の関係を結び起こる悲劇を描いた。
今年のコンペ部門にはアッバス・キアロスタミ監督の「Certified Copy」(イラン)、北野武監督の「アウトレイジ」(日本)、マイク・リー監督の「Another Year」(イギリス)などが招待された。
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