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【海軍哨戒艦沈没】「天安」沈没過程で武器の一部が流失

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」の艦尾の部分に搭載された一部の武器体系が沈没過程で流失したことが確認された。

国防部の関係者は「甲板上部の艦対艦ミサイルのハープーンと魚雷発射管の一部がなくなっていることが確認された」と明らかにした。追跡レーダーの一部も流出している。

1200トン級哨戒艦「天安」は76ミリ主砲と40ミリ艦砲を各2問、Mk-32魚雷発射管5基、爆雷12発を搭載している。また米国産艦対艦誘導弾ハープーンミサイル4基、対空ミストラルミサイル4基も搭載している。このうちハープーン2基と右側の魚雷発射管3基が流失したのだ。


一部の人は「流失した武器体系が海底の高い水圧やその他の衝撃によって爆発する可能性もある」と主張している。しかし軍当局は「流失したミサイルや魚雷は統制装置による打撃や特定条件がない限り作動しないよう多重安全装置が付いている」と説明した。爆発の可能性はないということだ。

軍は流失した武器が沈没海域近隣に沈んでいるとみている。機雷探索艦4隻とロボットアームが付いた無人探査艇「ヘミレ」、潜水士を動員して海底を調べている。

武器体系のうち76ミリと40ミリ艦砲、潜水艦攻撃用爆雷12発は異常がないことが確認された。艦砲弾薬4000発と将校を除いた乗組員用の小銃が流失したかどうかは把握されていない。軍関係者は「引き揚げの初日は行方不明者の捜索に全力を尽くしたため、弾薬と武器の流失については確実な調査が行われていない」と述べた。

対空ミサイルのミストラルは艦首側にあるため艦首を引き揚げてこそ最終確認できるというのが軍当局の説明だ。燃料の軽油15万リットルもそのまま残っており、汚染の被害はなかった。



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