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食堂から…寝室から…行方不明兵士“最後の帰還”

ⓒ 中央日報日本語版
天安艦沈没事故の行方不明兵士たちの「最後の帰還」が続々と申告されている。15日、軍当局が天安艦艦尾引き揚げ作業を開始し、午後11時20分現在36人の帰還が申告された。

国防部は15日午後10時36分、機関倉庫でチョ・ジョンギュ下士(25)の遺体を見つけたと明らかにした。機関倉庫は甲板下2階にある。捜索要員たちは甲板下1階の機関部寝室で右舷ハッチを開いて機関倉庫に進入、チョ下士の遺体を収拾した。

このほか天安艦艦尾ではキム・ギョンス中佐とキム・ドンジン下士、チョン・ボムグ上兵の遺体も発見された。キム中佐とイム下士、チョン上兵は乗務補助員トイレ、電気倉庫入口、後舵室でそれぞれ発見された。


軍当局はこの日午後3時15分から海難救助隊(SSU)要員たちを天安艦艦尾に投入して遺体捜索作業を行った。要員たちは甲板の上の乗務補助員食堂入口と内部でソ・デホ下士(21)を含む4人の遺体を見つけ、その後、甲板の上で4人、甲板の下で18人の死体を収拾した。甲板の上の機関調整室と炊事場には遺体は見つからなかった。行方不明者の多数は甲板下1階にいるものと推定されていた。

甲板下1階には兵宿所である機関部寝室のほかにも中佐休憩室、後舵室、補修工作室、後部トイレ、誘導調整室がある。軍当局は行方不明の兵士22人のうち30人余りがここにいるものと見ている。ここに捜索チームが入り、続々と遺体が収拾されている。

一方、沈没原因を調査するための民・軍合同調査団も現在、天安艦の艦尾部分に乗って調査作業を進行中だ。パン・イルミン、ソ・デホ、イ・サンジュン下士をはじめ、遺体は収拾され次第、独島艦からヘリコプターで移動、平沢第2艦隊司令部に到着した。海軍はこの日収拾された遺体を7機のヘリコプターで3人ずつ2艦隊内の臨時安置所に移すことにしている。





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