[庚戌国辱100年紙上座談会・下]韓日元老6人が100年を論ずる
◇北朝鮮と北東アジア安保
--北朝鮮の核など北東アジア安全保障問題のために両国が協力すべきことは何か。また中国とはどんな関係を構築すべきか。
孔魯明(コン・ロミョン)=韓日関係の場合、軍事同盟は難しいが、準同盟的な関係を結んで連帯を強化しなければならない。 北朝鮮の核問題で最も脅威を受ける国は韓国と日本だ。 中国との関係でも両国は同じ利害関係を持っている。 したがって韓日準同盟と米国との同盟が必要だ。 もちろん中国を敵対視しようということではない。 中国とも協力して共存する環境を作らなければならない。 しかし考えられる危機をヘッジングするシステムは備えるべきだ。
李御寧(イ・オリョン)=北朝鮮には強力な後ろ盾の中国がいる。 韓日はそれに相応するパワーが足りない。 米国の影響力は相対的に弱まった。 韓日関係を新しい次元へと強化し、中国とのパワーバランスを調整しなければならない。 覇権争いはみんなを不幸にする。 中国の中華主義も、日本の大東亜主義も、新しいアジア時代に合わないということを悟らせるうえで韓半島の役割が重要だ。
中曽根康弘=近隣の友邦として相互協力関係を強化するのは当然の宿命だ。 このため相互尊重と協力の実を結ぶ案を両国の政府と国民が実現していかなければならない。 日本・韓国・中国の3カ国間の協力関係も必須だ。 北朝鮮も少しずつ6カ国協議に協力する形で動いている。 日本・韓国・中国がこの問題を集中して進めていかなければならない。
朴泰俊(パク・テジュン)=韓国・日本・中国は平和的な解決方法を見いだす必要がある。 3カ国がお互い信頼を回復し、北東アジアの未来ビジョンを実現しなければならない。 しかし3カ国は、些細な問題でもすぐに大きな問題に増幅させる歴史問題を共有している。 何よりも日本の過去に対して韓国と中国が非常に敏感だ。 これを勘案すると、3カ国の政治指導者には、何か問題が発生すれば早期に対話を通して摩擦を調整する「韓日中安定システム」の構築が求められる。
梅原猛=日本と韓国が「3カ国が対等な関係を作るべきだ」と主張すればよい。 韓国は日本を利用し、日本は韓国を利用しなければ、中国の大国主義を避けるのは難しい。 大国主義は中国の長い歴史だ。 韓日中が協力すれば欧州連合(EU)より強くなる。 そのためには日本が徹底して侵略を反省する必要がある。 中国は大国思想から抜け出さなければならない。 韓国文化の本質は中国と日本から何度も侵略を受けて生じた‘恨’だが、これを清算するべきだ。 そうなれば、あとは「アジアの時代」だと考える。
三村明夫=いかなる仮定であっても、韓国と日本が敵対的になって良いことは一つもない。 軍事的にもそうだが、なぜ日韓経済連携協定(EPA)が進展しないのか。 いろいろな意味で経済構造は底辺構造がしっかりしていなければならない。
「朝鮮王室文化財の返還、韓日友好の象徴になる」
「日本、鉄の伝来を浦項製鉄で韓国に恩返し」
【今日のイチオシ記事】
・だるまのように起き上がった韓国経済
・ 【海軍哨戒艦沈没】天安艦の左舷に衝突
・ 「独島広告を下ろせとは…」 日本領事館の手紙に米LA同胞が怒り
・ 東方神起の3人、日本でユニットを結成
・ 北朝鮮、実戦を彷彿させる大規模火力デモ
◇北朝鮮と北東アジア安保
--北朝鮮の核など北東アジア安全保障問題のために両国が協力すべきことは何か。また中国とはどんな関係を構築すべきか。
孔魯明(コン・ロミョン)=韓日関係の場合、軍事同盟は難しいが、準同盟的な関係を結んで連帯を強化しなければならない。 北朝鮮の核問題で最も脅威を受ける国は韓国と日本だ。 中国との関係でも両国は同じ利害関係を持っている。 したがって韓日準同盟と米国との同盟が必要だ。 もちろん中国を敵対視しようということではない。 中国とも協力して共存する環境を作らなければならない。 しかし考えられる危機をヘッジングするシステムは備えるべきだ。
李御寧(イ・オリョン)=北朝鮮には強力な後ろ盾の中国がいる。 韓日はそれに相応するパワーが足りない。 米国の影響力は相対的に弱まった。 韓日関係を新しい次元へと強化し、中国とのパワーバランスを調整しなければならない。 覇権争いはみんなを不幸にする。 中国の中華主義も、日本の大東亜主義も、新しいアジア時代に合わないということを悟らせるうえで韓半島の役割が重要だ。
中曽根康弘=近隣の友邦として相互協力関係を強化するのは当然の宿命だ。 このため相互尊重と協力の実を結ぶ案を両国の政府と国民が実現していかなければならない。 日本・韓国・中国の3カ国間の協力関係も必須だ。 北朝鮮も少しずつ6カ国協議に協力する形で動いている。 日本・韓国・中国がこの問題を集中して進めていかなければならない。
朴泰俊(パク・テジュン)=韓国・日本・中国は平和的な解決方法を見いだす必要がある。 3カ国がお互い信頼を回復し、北東アジアの未来ビジョンを実現しなければならない。 しかし3カ国は、些細な問題でもすぐに大きな問題に増幅させる歴史問題を共有している。 何よりも日本の過去に対して韓国と中国が非常に敏感だ。 これを勘案すると、3カ国の政治指導者には、何か問題が発生すれば早期に対話を通して摩擦を調整する「韓日中安定システム」の構築が求められる。
梅原猛=日本と韓国が「3カ国が対等な関係を作るべきだ」と主張すればよい。 韓国は日本を利用し、日本は韓国を利用しなければ、中国の大国主義を避けるのは難しい。 大国主義は中国の長い歴史だ。 韓日中が協力すれば欧州連合(EU)より強くなる。 そのためには日本が徹底して侵略を反省する必要がある。 中国は大国思想から抜け出さなければならない。 韓国文化の本質は中国と日本から何度も侵略を受けて生じた‘恨’だが、これを清算するべきだ。 そうなれば、あとは「アジアの時代」だと考える。
三村明夫=いかなる仮定であっても、韓国と日本が敵対的になって良いことは一つもない。 軍事的にもそうだが、なぜ日韓経済連携協定(EPA)が進展しないのか。 いろいろな意味で経済構造は底辺構造がしっかりしていなければならない。
「朝鮮王室文化財の返還、韓日友好の象徴になる」
「日本、鉄の伝来を浦項製鉄で韓国に恩返し」
【今日のイチオシ記事】
・だるまのように起き上がった韓国経済
・ 【海軍哨戒艦沈没】天安艦の左舷に衝突
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