「天安」沈没より経済回復を前向き評価
国際的な格付け機関ムーディーズが14日、韓国国債の格付けを「A2」から「A1」に引き上げた。韓国の格付けが「A1」になったのは97年以来初めて。海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件や南北間の緊張よりも、速い経済回復が前向きな評価を引き出したのだ。
ムーディーズはこの日、▽韓国の速い経済回復▽迅速な危機対応▽健全な財政▽金融機関の健全性改善--などを理由に格上げしたと明らかにした。ムーディーズによる韓国の格上げは07年7月以来2年9カ月ぶり。
ムーディーズは地政学的な危険に関し、韓米同盟と韓半島の安定に向けた中国の役割のため南北関係は格上げの障害にならない、と分析した。許京旭(ホ・ギョンウク)企画財政部第1次官は「最近の北朝鮮状況が韓国の格付けに否定的な影響を与えていないことを確認した」と述べた。
政府は今後、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とフィッチの格付けも上がるとみている。現在S&Pは韓国を「A」、フィッチは「A+」と、通貨危機当時より低い格付けをしている。
ムーディーズの格上げを受け、この日の外国為替市場で韓国ウォンは米ドルに対し前日比11.7ウォン値上がりした1ドル=1112.20ウォンで取引を終えた。これは08年9月12日以来のウォン高ドル安水準。KOSPI指数(総合株価指数)も前日比24.74p(1.45%)高の1735.33で引け、今年の最高値を更新した。
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