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シャピロ氏「アイパッドは完全でない、三星が不足分を埋める可能性も」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 「デジタル機器の洪水時代だ。 特に韓国・米国・北欧はこの影響を大きく受けている」。

『2020-10年後の世界新秩序を予測する』の著者ロバート・シャピロ氏は、スマートフォンなどの登場が世界情報技術(IT)産業に新しい革新をもたらしている、と主張した。 韓国や米国がこうしたデジタル機器に熱狂するのは「より多くの仕事をするため」と診断した。 たくさん仕事をすれば、それだけ報酬が与えられるシステムが整ったということだ。

米国・英国政府や企業にコンサルティングを提供するSONECON代表のシャピロ氏は第5回「知識経済オープンフォーラム」に出席するため訪韓した。 シャピロ氏は技術革新が人間の生活を豊かにするのは事実だが、情報格差などの問題を引き起こす点も注目すべきだと指摘した。 「技術革新は伝統的な雇用を奪うと同時に、新たな雇用を創出する。 問題は新技術への適応が難しい50代以上の壮年層だ。 政府が支援する必要がある」。


アップルのiPad(アイパッド)については「多くのパソコン会社が試みたモバイルパソコンを一段階格上げしたが、完全ではない。 今後2-3年以内に三星(サムスン)がその不足部分を補う可能性がある」と評価した。

シャピロ氏は「世界がアイデア基盤経済に進んでいる」と診断した。 米国企業価値の75%が土地・工場など類型資産ではなく無形資産という統計もある、と紹介した。 知的財産権や研究開発(R&D)など無形資産への投資を増やすべきだということだ。



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