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「韓国語を習おう」パリ市民が夜明けから長蛇の列(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2010年初頭にシャンゼリゼ通りを含むパリ州主要地域にポン・ジュノ監督の「母なる証明」の公開を知らせる大型ポスターが一斉に貼られた。パリでキム・ヘジャというよく知る顔を見られ、新鮮だった。今年に入って韓国映画4編が続々公開されている。1月にはパリ市で後援する映画祭で韓国映画特集があり、韓流セミナーまで開催された。数日前フランス最長寿文化部長官を務めたジャック・ラン下院議員はチョン・スイル監督の「ヒマラヤ」に対する称賛をしたため、映画を見ていない筆者はあわててしまった。

実は韓国文化に対するフランス人の高い関心は映画に限ったものではない。最近2~3年、駐フランス韓国文化院の韓国語講座には申し込み受け付け初日から登録希望者たちで長蛇の列を成した。講義室が不足で数十人断らなくてはならないほどだ。あるレセプションで会った外交官は、韓国語登録のために午前7時から並んだ記憶を話し、韓国語をもっと学びたいが、夜明けに並ぶ自信がなくて意欲がわかないと言った。2000年代の初め 30~40にとどまっていた韓国式食堂の数も急激に増加した。現在100の食堂が営業中だ。これらの中には韓人密集地域から脱して現地人を主な顧客にする所も多い。

フランスの韓国文化に対する関心は日本、中国、ベトナムなどアジアの韓流と質的な差がある。アジアが「スター中心の熱気」ならヨーロッパは「芸術家と作品に対する物静かだが継続的な関心」と言える。ポン・ジュノ、パク・チャヌク、キム・ジウン、キム・ギドクらのような映画監督や小説家の黄晳暎(ファン・ソギョン)は着々とファン層を形成している。まだハリウッド映画のような大規模興行成績を期待することは難しいが、韓国人監督たちの作家精神に魅かれて次の作品を期待するファンたちが増えているのだ。これらが韓国語を学び、韓国料理を求め、韓国文化全般に対する関心を広げ、韓流の根源を作っている。2009年下半期からパリを含む、ボルドー、ナント、ルーアンなど主要都市20のうち高等学校で「韓国語・韓国文化」を正規授業内容に入れたことは偶然ではないのだ。

「韓国語を習おう」パリ市民が夜明けから長蛇の列(2)

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