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「韓国の自然・人が私の写真の先生」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウル・釜山で展示会を開く日本人・藤本巧さん

それから40年、100回ほど韓国を出入りし、ひたすら韓国の風光と人ばかりを撮った。 今回の展示会に出品された白黒写真の中には、私たちがすでに失った韓国文化の精髄が生きている。 藤本さんが1974年に出した最初の写真集『韓びと』は、当時韓国写真作家の間で回覧されるほど刺激剤になった。

この写真集には、写真を撮る僧侶として有名なクァンジョ僧侶が汎魚寺で剃髪して出家する姿があり、話題になった。 06年に出版した『韓くに、風と人の記録』、09年作の『李朝工芸』までひたすら韓国をテーマに写真集8冊を出した藤本さんが「まだ現象していないフィルムや録音テ―プがかなりなる」と語った。


「デザインが専攻なので写真は独学で習った。 韓国の自然と人が私の写真の先生だったようだ。 韓国は私の運命の地。 これからも目を閉じるまで韓国と韓国人を撮っていきたい」。

藤本巧さんの写真展は21-27日の釜山「ジャミウォンギャラリー」に続く。 42年前、藤本さんを指導した美術評論家の昔度輪(ソク・ドリュン)氏とも会う計画だ。 「チャガルチ市場の生命力あふれる‘アジメ(おばさん)’にもう一度会いたい」という藤本さんは、人も物も「こっちのほうが美しい」という言葉で韓国に対する愛情を表した。



「韓国の自然・人が私の写真の先生」(1)

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