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アイドルグループ東方神起が韓国に引き続き、日本でも活動を中断した。東方神起の日本所属事務所であるエイベックス(avex)は3日公式ホームページを通じて「当社所属アーティスト東方神起の活動を中断する」と明らかにした。5人組グループ東方神起は昨年7月ジェジュン、ジュンス、ユチョンのメンバー3人が韓国所属事務所であるSMエンターテイメントを相手に専属契約と関連する訴訟を起こし、国内活動を電撃中断した。しかし訴訟を起こし8カ月ぶりに日本活動さえ中断されると「解散の手順に入ったのではないか」という分析が出ている。
特に韓国と日本で数十万名医ファンクラブを確保した人気グループとして解体によって大衆音楽界に及ぶ波及力が相当であると予想される。
東方神起は2004年「Hug」でデビューしてからすぐれたルックスと踊り・歌の実力で国内はもちろん日本などアジア圏で人気を呼んだ。2008年に発売された4枚目「MIROTIC」はアルバム市場不況にもかかわらず国内販売量50万枚を突破して話題を集めた。
日本では2005年にデビューしてこれまでオリコンウィークリーシングルチャートで8回頂点に上がるなど「韓流歌手」として立地を固めてきた。2008年日本でのみ1000億ウォン台の売上をあげて日本国内の歌手別売上実績3位を記録した。
しかし昨年メンバー3人が所属事務所を相手に訴訟を起こしてきしみ始めた。先月30枚シングル「時間を止めて」をリリースするなど日本活動を継続してきたが、メンバー間の不和説が絶えなかった。
東方神起が活動中断を宣言すると日本のスポーツ・芸能紙のスポニチアネックスは「ジェジュン、ジュンス、ユチョンらが韓国所属事務所に専属契約解約を要求する訴訟を起こし、ユユンホ、チャンミンらと残りメンバーと不和が生じ、日本番組出演時、メーキャップ室でも部屋を分けていた」とチーム内不和を活動中断の主要原因で挙げていた。
現在としては今すぐ東方神起の公式解体につながる可能性は高くないというのが歌謡界の専門家たちの見通しだ。日本所属事務所であるエイベックスも解散とは言っていない。代わりに「本社は才能を持った将来性ある5人の活動に関して全力で支援するつもり」とし、個別活動を助けるという方針を明らかにした。
実際に東方神起メンバーたちの個別活動はすでに始動がかかった状態だ。今年初めミュージカル「モーツァルト」に出演してミュージカルで活動領域を広げたジュンスは来月ソロアルバムを出す。ユンホは先月マイケルジャクソン追慕公演に参加し、ジェジュンは日本フジテレビのドラマ「素直になれなくて」に出演する予定だ。チャンミンも国内でドラマ「パラダイス牧場」を撮影中で、ユチョンも個別活動を検討中だという。
キム・ジャッカ大衆音楽評論家は「東方神起はグループとしてすべての活動が中断され、事実上解散と同じ」とし「過去HOTやジャックスキスの解体事例と同じく、不当な契約関係など韓国アイドルシステムの限界点をもう一度示したもの」と述べた。
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