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切断面・地震波分析から「カプセル型機雷」の可能性(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 軍当局が海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」を沈没させた爆発物として魚雷を改良した射出型機雷を重視しているのは、当時の状況や「天安」の破損などを総合した結果だ。

金泰栄(キム・テヨン)国防部長官は「天安」沈没の原因について、当初はあらゆる可能性を排除していなかったが、2日の国会答弁から魚雷と機雷を重視する発言をしている。その中でも「魚雷がさらに現実的」と述べたのは、魚雷を改良した射出型機雷を念頭に置いたものでははないかという分析だ。

「天安」沈没合同調査団が魚雷や機雷の可能性を重視し始めたのは、ペクリョン島海岸の熱線観測装備(TOD)が撮影した「天安」の沈没過程を分析してからだ。潜水士が「天安」の艦首と艦尾の切断部位を観察し、魚雷と機雷による爆発の可能性が高いと考えるようになったという。「天安」切断面の鉄板が魚雷または機雷によって破損したような形になっているからだ。


切断部位の鉄板に、魚雷と機雷が爆発して発生するバブルジェット(bubble jet)によって3度折れた跡があったということだ。「天安」の底面の「C」字形にくぼんだ跡は、下から速い速度で浮上した魚雷が「天安」に食い込む時にできたものと考えられる。数十-数百メートルの海底で艦艇が通過すれば作動し、速い速度で浮上しながら艦艇の底に衝突する射出型機雷の典型的な形態という。軍内部で射出型機雷が爆発の原因に急浮上しているのはこのためだ。



切断面・地震波分析から「カプセル型機雷」の可能性(2)

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