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ペクリョン島の漁民「軍艦が暗礁にぶつかることはあり得ない」

ⓒ 中央日報日本語版
 「漁民も暗礁がどこにあるかみんな知っているのに、大きな船が暗礁にぶつかったという話はコメディーだ。 艦長や舵取りが馬鹿でない限り…」。

ぺクリョンド最高の海士イ・ヨンソンさん(51)。 イさんは「天安(チョンアン)が暗礁にぶつかって沈没することなどあり得ない」と述べた。 事故地点にはぶつかるような岩がないと語った。 水中の暗礁に衝突した可能性について「岩がいくつか出ているところがあることはあるが、それを艦隊が知らないはずがない」ということだ。

イさんは「ぺクリョン島沖は韓国でも干満差が大きく潮流がきついことで有名なので、救助もそれだけ難しくなるしかない」と話した。


「(潮流が最も強い)こうした日にロープを持って3メートルでも降りてみれば分かる。 一寸先も見えず流れも強いのでロープを放せず、片手で作業することになる」。

40年以上も近隣の海域でアワビやナマコを獲っているというイさんも、この2カ月間は休んでいる。 操業も昨年の10分の1ほどに減っている。 特に今年はぺクリョンドの天気がおかしく水が異様に冷たい。

「金を渡すから潜ってくれと言われてもやらない。 軍人は命令だから仕方ないが、40メートルを過ぎれば命懸けになる。 私も穏やかな時は37メートルまで潜るが、酸素ホースが延び、こうして死ぬのではないかと思うことがある。 救助が遅れても理解しなければいけない」。

イさんは「潮流が最も弱くなるには9日ほど経過しなければならない」と話し、救助と引き揚げ作業が長びくことを憂慮した。

行方不明者が海に落ちたのなら探すのは難しい、という考えも明らかにした。 昨年11月に捜索中に行方不明になった海兵隊員がまだ見つかっていないのも理由があるということだ。 服の中に砂が入り、重さのために沈んだり埋めれたりするということだ。



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