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【海軍哨戒艦沈没】5分足らずで艦尾消える…軍TOD映像を追加で公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

 海軍は1日、哨戒艦「天安(チョンアン)」の沈没状況をペクリョン島海兵隊警戒所の熱線観測装備(TOD)で撮影した映像を追加で公開した。先月30日に海軍がTOD撮影映像の一部だけを公開したことで提起された縮小・隠蔽疑惑を釈明するためだ。

国防部のウォン・テジェ報道官はブリーフィングで、TODの画面に出てくる時刻について「TODに記録される時間が遅れていて、2分40秒を加えてこそ実際の時刻が出てくる。装備の問題」と説明した。

TOD映像の最初の録画開始時間は21時23分47秒(実際には午後9時26分27秒)。国防部が公式推定した事件の時間(9時22分)から4分27秒が過ぎた時点から撮影したということだ。


合同参謀は、「天安」が右側に傾き、潮流の影響で時計方向に回転しながら漂流し、沈没していった、と説明した。事件発生から間もなく撮影を始めた映像だが、艦尾はまったく見えなかった。状況発生から5分足らずで艦尾が沈んだということだ。「事故直後に船が二つに割れ、艦尾が水中に沈んだ」というチェ・ウォンイル艦長の説明と一致する。海軍は、ペクリョン島海兵隊警戒所の兵士が「天安」沈没と関連した爆発音を聞き、上部に報告した後、録画を始めた、と説明した。

「天安」の艦首と艦尾が割れた切断面は一直線の状態ではないことが明らかになった。イ・ヨンギ合同参謀本部大佐は「(切断面が)直線ではなく、やや直線を維持している程度」と説明した。切断面の状態は船の沈没が外部衝撃によるものか、「疲労破壊」など船の構造的欠陥のためかを判断できる重要な手がかりとなる。

TODの画面上では、生存した乗組員が船上で救助を待つ姿が黒い点で表れている。このため映像の場面で船体から離れた海の上にある黒い点が海に落ちた乗組員なのか、船から落ちた浮遊物なのかについて議論があった。

また爆発があったとすれば、切断面など船の一部が熱のため黒く映るはずではないかという疑問も提起された。これに対しイ大佐は「画面だけを見て正確に話すことはできない。すべての資料をまとめて正確な調査をしてこそ客観的に証明できる」と答えた。

海軍哨戒艦「天安」の21時28分10秒の姿
合同参謀本部が熱線観測装備(TOD)で撮影した「天安」沈没直前の映像を1日、追加で公開した。







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