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【グローバルアイ】独島も「知識が力」だ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 娘がソウルの公立小学校に通っていた時の運動会の映像を日本人の友達に見せたことがある。 運動場をぎっしり埋めた一学年160人ほどの児童は全員、赤いTシャツに白い鉢巻きをした姿だ。 両手には太極旗(テグッキ、韓国の国旗)を持っていた。 「鬱陵島(ウルルンド)東南側の航路に沿って200里、孤独な島一つ、鳥たちの故郷…」という音楽が流れると、子どもたちがみんなでお遊戯を踊りだす。 曲の最後の部分では全員が一緒に「独島(ドクト、日本名・竹島)は私たちの領土」と叫ぶ。

韓国と北朝鮮についてよく知る友人は「平壌(ピョンヤン)のアリラン祝典のようだ」と話し、別の友人は「太平洋戦争当時の学徒兵の出征式を思い出す」と語った。 サッカーが好きな友人は「運動会でレッドデビルズ・マスゲームをしている」と冗談っぽく言った。

私たちには慣れた光景だが、日本人には明らかに奇妙に見えたはずだ。 独島問題を韓日間の領土紛争と考える日本人は「小学校の運動会でも政治的な問題を扱うのか」という見方をする人が多い。 独島問題を扱う日本民放番組を見ると、よく韓国のこうした国民運動が紹介される。 「韓国では老若男女を問わず誰もが『独島は私たちの領土』という歌を好んで歌う」「人が住んでいない竹島に無線電話の基地局を設置した」という具合だ。 誰も「韓国人は感情的」とは言わない。 しかしメディアを通じて紹介される韓国のろうそく集会や武力デモを見る日本人はほとんどがそう決めつける。

【グローバルアイ】独島も「知識が力」だ(2)

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